Next.js · LEARN AT YOUR OWN PACE今日も、一歩ずつ。

SEE THE BIG PICTURE

学習ロードマップ

いきなり全部を覚えなくて大丈夫。まずは「何が、どこにつながるか」を見てみよう。

REACT + NEXT.JS

Reactを学ぶことが、Next.jsの理解につながる。

ReactはUIを組み立てるライブラリ。Next.jsはReactを使い、ルーティングやサーバー処理まで含むアプリの構成を用意するフレームワークです。

JavaScript → React → Next.js の順で、少しずつ積み重ねていくと理解しやすくなります。

Next.jsReactアプリ全体の流れを組み立てる
React画面を部品と状態で考える
HTML / CSS / JavaScriptWebの土台

YOUR LEARNING PATH

全18レッスン。土台から、実践へ。

本文+演習:約8時間

所要時間は本文の理解と小さな演習の目安です。環境構築、復習、最終制作にかかる時間は別です。

コードを試す前に

基本演習はApp Router・JavaScript/JSX・Cache Components無効で進めます。11の有効化例は独立した発展実験です。01〜04は先に読んで、コードの実行は05の環境構築後に戻って試せます。

短い学習用の例です。各例は段階ごとの独立した例であり、全コードを一つのプロジェクトへ順に上書きして完成する形式ではありません。必要なファイル・依存関係・前提条件は注記に記載しています。

開発環境の準備を確認する →

始める前に、ここだけおさらい

  • HTML:見出し、リンク、ボタン、フォームを意味に合わせて使える 読む →
  • CSS:余白・サイズ・Flexbox/Grid・画面幅への対応を読める 読む →
  • JavaScript:関数・配列・オブジェクト・map・import/exportを使える 読む →
  • 非同期処理:Promise、async/await、fetchの役割が分かる 読む →
  • React:JSX、コンポーネント、props、stateを読める 読む →
  • Webの流れ:URL、リクエスト、レスポンス、ブラウザーとサーバーの違いが分かる 読む →
  • 開発の道具:ターミナルでコマンドを実行し、ファイルを編集できる 読む →
  • TypeScriptは後からでも:この教材はJavaScript。基礎がつかめたら型でコードを補強する 読む →
わからない言葉は用語ノートへ →

CHOOSE WITH UNDERSTANDING

Reactと比べると、何が変わる?

観点ReactNext.js
主な役割UIの部品と状態の表現Reactを使うアプリの構成と実行
ルーティング別の仕組みを選んで組み合わせるファイル規約によるRouterを用意
データと表示構成やフレームワークにより組み合わせるServer Componentsや取得・更新のパターンを統合
画像・メタデータ必要な手段を選んで導入する専用の部品やAPIがある
自由度と学習構成を選ぶ自由が大きく、選定も必要共通の仕組みが揃う分、規約と境界を学ぶ

比較するのは「Reactだけの構成」と「Reactを含むNext.jsの構成」です。周辺の道具や配信環境による違いも分けて考えましょう。

Next.jsが助けてくれること

▤

ページからサーバーまでつながる

ルート、レイアウト、取得、更新を同じプロジェクトで扱いやすい。

▦

用途に合わせた表示

事前生成、リクエスト時の処理、ブラウザーの操作を組み合わせられる。

↔

共通の工夫を再利用できる

ナビゲーション、画像、フォント、metadataの仕組みが用意される。

KNOW THE TRADE-OFFS

苦手になりやすい場面・導入時の注意

Next.jsで作れることと、導入する価値が大きいことは別です。以下は公式の機能・制約をもとにした選定の目安です。

01

既存ページに、小さな操作部品だけ追加したい

たとえば:既存の会社サイトに料金計算ウィジェットを置く。

選び方:Reactの部分導入をまず比較する。

サイト全体のURLやビルド構成まで変更する必要があるか、導入範囲を確認する。Next.jsを導入しても、使う機能が少なければ規約の学習負担の方が大きい場合がある。

公式資料をもとにした選定の目安関連レッスンを読む →
02

別のバックエンドがあり、ブラウザー操作が中心

たとえば:ログイン後だけ使う図形エディターや、既存APIにつなぐ社内ツール。

選び方:React中心のSPA構成と、Next.jsで得られるルーティング・分割読み込み等の価値を比較する。

Next.jsでもSPAを作れる。サーバー描画やServer Actionsが不要なら、それらの恩恵は小さくなるため、構成の単純さやチームの経験で判断する。

公式資料をもとにした選定の目安関連レッスンを読む →
03

静的ファイルだけを置ける場所へ公開したい

たとえば:サーバーを動かさず、生成したHTML・CSS・JSを配信する。

選び方:static exportで必要な機能が成立するか確認する。

リクエスト時のCookie処理やServer Actionsなど、サーバー実行に依存する機能はそのまま使えない。必要ならサーバー対応の公開方式か外部APIを選ぶ。

公式の機能・制約と、それに基づく選定の目安関連レッスンを読む →
04

常時接続や、長いバックグラウンド処理が必要

たとえば:共同編集、動画変換、大量の定期集計。

選び方:接続や処理の寿命に合う基盤を選び、必要なら専門サービスやワーカーに分ける。

Next.jsだけでDB・キュー・常時接続の基盤が揃うわけではない。サーバーレスの公開先では処理時間やWebSocketに制約がある場合があり、配置先ごとの確認が必要。

公式の機能・制約と、それに基づく選定の目安関連レッスンを読む →
05

鮮度や権限を絶対に取り違えたくない

たとえば:在庫、本人だけのプロフィール、更新直後の表示。

選び方:キャッシュの範囲・期間・更新条件を明示し、権限をデータに近い場所で検証する。

機能が豊富な分、共有キャッシュと個人データを混ぜるなどの設計ミスを避ける理解が必要。SSRだけで安全性や検索順位が保証されることはない。

公式の機能・制約と、それに基づく選定の目安関連レッスンを読む →

選ぶときに、考えてみよう

  • 既存ページに小さな操作部品を足したい? Reactの導入範囲を小さくする選択肢もある。
  • 複数のURL・データ取得・ログイン・更新が必要? Next.jsのまとまった仕組みが役立ちやすい。
  • 情報を読むことが中心? 静的生成など、必要な機能と運用の単純さから選ぼう。

理解する軸が増える:ServerとClient、実行時点、キャッシュの鮮度を別々に考える。

バージョンを見分ける:Routerや設定で動作が違う。古い記事のコードをそのまま混ぜない。

運用も設計する:DB、認証、監視、費用、公開先の機能はアプリごとに選ぶ。

YOUR FIRST SMALL PROJECT

学習ノートを、ひとつ完成させよう。

知識をつなぐための小さな制作課題です。最初は固定データで完成させ、永続保存や認証は次の段階に分けましょう。

制作の目安:3〜6時間(目安)

  1. 一覧と詳細:3件の固定データ、/notes、/notes/[slug]、共通ナビゲーション
  2. 小さな操作:読了ボタン、ラベル付きフォーム、送信中・結果の表示
  3. 状態に備える:読み込み・0件・存在しない項目・予期しない失敗のUI
  4. 仕上げと検証:metadata、レスポンシブ、キーボード操作、本番ビルド、主要経路のE2E
  5. 発展課題:DB保存と認証を追加。本人確認だけでなく所有者の権限をサーバーで検証

完成の目安

  • 直接URLを開いても詳細が表示される
  • Server/Clientの境界を理由つきで説明できる
  • 保存していない読了stateを永続保存済みと誤表示しない
  • 0件・404・失敗が区別される
  • キーボードだけで主な操作ができる
  • 本番ビルドと主要経路のテストが通る
レッスンを始める →

WHEN YOU ARE READY

その先の応用テーマ