LESSON 02 · 約25分
JavaScriptで最初のAstroを動かす
必要なWebの土台と、開発・ビルド・確認の流れを整えます。
コードを試す前に
Node.js・npm・テキストエディター・ターミナルが必要です。環境の導入時間は学習時間の目安に含めません。
各コードは独立した学習用の例で、すべてを順に一つのプロジェクトへ上書きする形式ではありません。同じレッスン内の対応ファイルは組み合わせます。依存関係・入力ファイル・実行条件は各noteに記載します。
開発環境の準備を確認する →このレッスンでわかること
- JavaScriptだけでAstroプロジェクトを始められる
- srcとpublic、devとbuildの役割を説明できる
用意する知識は小さく
HTMLでは見出し・リンク・ボタン・フォーム、CSSでは余白・レイアウト・画面幅への対応を押さえます。JavaScriptはconst、関数、配列、オブジェクト、map、import/exportが入口です。非同期の取得にはasync/awaitを使います。型注釈を先に覚える必要はありません。
CLIで最小構成をつくる
公式のcreate astroで空のプロジェクトを作り、案内に従って依存関係をインストールします。確認時の公式要件はNode.js 22.12.0以上で、奇数メジャー版は対象外です。実際には採用するAstro版の要件を確認し、対応するLTSを選びます。生成されたtsconfig.jsonは補完などに使われる設定で、JavaScript教材でも残します。
ファイルの置き場所
src/pagesはURLになるページ、src/componentsは再利用する部品です。src/layoutsは共通の外枠を置く慣習的な場所。publicはfaviconやPDFなど、原則そのまま配信したいファイルに使います。秘密の値や公開したくないファイルはpublicへ置きません。
- astro.config.mjs:Astroの設定
- package.json:コマンドと依存関係
- dist:ビルド後の出力。通常は直接編集しない
開発サーバーと公開物を分ける
npm run devは編集しながら確認するためのサーバー。npm run buildは公開する出力を作り、npm run previewはビルド済みの結果をローカルで確認するために使います。devだけ成功しても本番で成功するとは限りません。実際の公開方法は12で確認します。
新規作成から起動まで
npm create astro@latest
# 保存先を astro-practice とし、最小のテンプレートを選ぶ
cd astro-practice
# 作成時に依存関係を入れなかった場合だけ実行
npm install
npm run dev新しい練習用フォルダーで実行します。既存プロジェクトを上書きしません。表示されたローカルURLをブラウザーで開きます。
一覧づくりに使うJavaScript
const notes = [
{ title: '港の散歩', published: true },
{ title: '下書き', published: false },
];
const titles = notes
.filter((note) => note.published)
.map((note) => note.title);
console.log(titles); // ['港の散歩']Astroに依存しない練習です。ブラウザーのコンソールでも試せます。
TRY IT YOURSELF
起動とビルドを一度ずつ試す
- 最小プロジェクトを作り、01のindex.astroを置く
- 表示を変えてdevの画面更新を確認する
- devを止め、npm run build、npm run previewの順に確認する
できたらOK:自分の変更が本番ビルドの画面にも表示される
QUICK CHECK
理解を確かめよう
公式資料でもう少し詳しく
ここまで読めたら、ひとつ前進。